株式会社メイクリーン 代表上江田のブログです。

メイクリーン社長の上江田です。 私は、仏壇仏具を始め、伝統工芸の保存や補修技術を研究しています。 私の目的は、わが社が開発する技術で、一つでも多くのものを次世代に引き継いでいくことです。
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フッ素コート

洗浄後の石材(石像も含む)に汚れを防ぐ目的で
フッ素樹脂コート処理を施工するします。

フッ素樹脂コート剤はフッ素樹脂塗料の
撥水性能から防汚効果が推測できます。

フッ素樹脂塗料(コート剤)は分子中にフッ素原子を
含む樹脂を主体とする塗料で、そのC-F結合は
結合エネルギーが大きいため、耐候性、発揮性、耐熱性、
耐摩耗性等は非常に優れた塗膜を形成し、防汚効果や
落書き落としに役立ちます。

★アクリル樹脂塗料、アクリルウレタン樹脂塗料、
アクリルシリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料の
4種類について太陽光で直接当たる屋外の
外壁塗装寿命(耐候性)実験からフッ素樹脂塗料(コート剤)
が優れているのが分かります。
図1
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【 2017/10/12 (Thu) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

石は呼吸しています

石の汚れは、呼吸に伴う気呼にゴミが溜まり、
それが変質されたものです。

人の肌と同じように、石の造形物や建築石材は
多様な表情をしており、美観や保護が
重要になってきております。

そのため汚れ除去が必要になってきます。

洗浄後の石は基本的に汚れが付かないのではなく、
汚れにくくする事が目的で、メイクリーンフッ素コート処理を行います。
【 2017/09/12 (Tue) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

古くて汚れている仏像の泡洗浄修復

1、仏像の古文書又は確かな伝承がある場合
資料・文献から、制作の時期、仏師の名前、
仏像の傷み具合・経過状況等を考慮して、
どのような修復方法で綺麗にして保存するかを決定します。

2、現代まで残った古い(明治・江戸時代)仏像は、
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)・戦災などの
長年の苦労に耐えて、ほとんどは汚れ傷んでいます。
そのよう場合、情報が殆ど無い古くて傷んでいる仏像が数多くあります。

江戸時代以前の仏像は公家や武士の庇護によって
発展しましたが、江戸時代では庶民の仏教が盛んで
伝統仏師に属さない独自な仏師によっても
数多く仏像が作られました。

仏像には文化財対象(美術的鑑賞)がある一方、
それとは違う信仰面からも大切です。

美術的には普通の仏像ですが、檀家様や信者様の
長年拝むことによって、お祈りが積もって、
いいお顔にだんだん輝いてきます。

しかし、長年の安置から油煙で汚れている仏像がおおいです。

メイクリーン泡洗浄修復は汚れた仏像を積もった祈りを残して、
入魂当時の荘厳な輝きを甦えます。

20170807-3.jpg20170807-4.jpg20170807-5.jpg
洗浄前                    泡洗浄中                   泡洗浄後
【 2017/08/09 (Wed) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

江戸時代の仏師

1、江戸時代に増える寺院

江戸時代初期、仏教は幕府の統制を受けると同時に
保護も受けることとなり、全国の寺院数は著しく増加し、
当然お寺の宮殿に安置される仏像も数多く制作されました。

こうした寺院の創建・再建には菩提寺になる寺は
江戸時代末期には、なんと50万寺もあり当時の
日本は今より遥かに人口が少ないので、お寺は多すぎます。

また、総本山、別院(別格本山)、末寺、門徒(信者)
といった寺院群の上下関係は厳しく、やがて有力寺院(総本山)
をピラミッド型の組織が出来上がり、数多くの末寺が発生しました。

江戸時代には
「真言・天台……公卿 禅宗……武家 浄土……百姓」
と言われていました。
明治維新になって、廃仏毀釈の影響で50万寺が
現在の7万寺に激減されました。


2、江戸時代の仏師

安土桃山時代には、奈良の仏師宗貞・宗印
また諸大寺の再興造仏に関わった七条仏師康正一門
の活躍が知られています。
七条仏師の一門は以後江戸幕府にも朝廷にも活躍しました。

江戸時代になって幕府の倹約令から
「仏像はすべて三尺以下に限るべし」との御触れから、
仏像の小品化・形式化が目立ちました。

しかも仏像を造るのは、江戸時代に急速に教団勢力を
拡大された多数の寺院に本尊を下付するシステムが
採用され、自由な制作は制限されています。

浄土真宗であれば、渡辺康雲(西本願寺)、宗重(東本願寺)
のお抱え仏師は本山御用仏師として本山組織の
一角に組み込み、本尊製作は均一化が進みました。

日蓮宗では多種多様な尊像が安置されるため、
林如水のように日蓮宗関係の造像を専門にする
お抱え仏師も現れました。

真言宗・浄土宗などの寺院も祖師信仰の高まりと共に、
仏像彫刻に加えて開祖・高僧などの肖像彫刻を製作しました。

当時、有名な仏師はいずれの数代が名を継いでいます。
【 2017/08/08 (Tue) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

鎌倉時代の仏師

平安時代末期に現れた康慶・運慶の活躍から
鎌倉時代の著名な仏師は慶派の仏師達です。

康慶は、古典彫刻に学んだ力強い作風を制作し
息子の運慶がそれを完成されました。
運慶と並び称される慶派仏師に快慶がいますが
快慶は運慶の作風を見本に、阿弥陀如来立像を
中心に独自の世界を開拓しました。

当時は有名な大仏師の指導のもとに、数多くの弟子(仏師)達が
仏師集団として集まり、仏像を部品毎に分けて作り
それをまとめて仕上げる寄木造りを採用していました。

その結果、仏師集団から多くの仏師達が育ち
鎌倉時代は同じ慶派ながらも個性を発揮できる時代でもありました。

2017年春、奈良国立博物館において
快慶特別展が開催されました。

展示された快慶作の「阿弥陀如来伊立像」は
現在に残る浄土真宗の寺院の宮殿に安置されている
ご本尊と同じお姿をされています。

これは快慶の作風が後世に強く影響されたためと思います。
20170807-1.jpg20170807-2.jpg
【 2017/08/07 (Mon) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ueda1944

Author:ueda1944
上江田 政幸(うえだ まさゆき)
㈱メイクリーン代表取締役。
趣味は歴史や寺社参拝、読書。
化学の専門知識を生かし、仏像仏具の洗浄技術で特許を取得。
このブログでは、信仰への思いや技術について発信しています。



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