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株式会社メイクリーン 代表上江田のブログです。

メイクリーン社長の上江田です。 私は、仏壇仏具を始め、伝統工芸の保存や補修技術を研究しています。 私の目的は、わが社が開発する技術で、一つでも多くのものを次世代に引き継いでいくことです。
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在家仏

寺院に安置された仏像とは違い、
戦国時代に忍ばれた兜仏  又 冑仏は、
合戦の邪魔にならないように小さい携帯用の仏像でした。

関ケ原合戦が終わり、平和な時代になると、幕府はすべての人々を寺請制度に組み入れました。
寺請制度とは、江戸時代にキリスト教を排除する目的で
「すべての人は寺院の檀家となり、寺院から寺請証文を受け取ること」を
強要されました。

戦の兜仏 又は冑仏は携帯用でしたが、
家族安全、病魔撃退、商売繫盛、交通安全らのいい夢ができますように、
それよりは大きい在家仏を村のお堂、玄関や床の間、居間に運気が好くなるように安置して毎日礼拝します。

江戸時代の仏像は仏教の興隆により、戦国時代よりかなり増加し、当社の調査では、
100年以上の古い仏像の70%は江戸時代に造られたと推定できます。

泡洗浄作業
昔の残っている金箔を傷めずに、黒い黒煙を除去して、出来だけ金箔を残して作業しました。
特に気を使ったのは、右胸の下方が少し金箔を剥がれていました。
新たに金箔を貼ると継ぎ接ぎになるので、それなりに傷を歴史として、
お客様に了解の上、在家仏の保存修復技術で、周りをきれいに仕上げました。


特殊な泡洗浄作業に成功しました。

image002_2020111310414158a.jpg         image001_20201113104143d4c.jpg   
    作業前                     作業後


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【 2020/09/13 (Sun) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ueda1944

Author:ueda1944
上江田 政幸(うえだ まさゆき)
㈱メイクリーン代表取締役。
趣味は歴史や寺社参拝、読書。
化学の専門知識を生かし、仏像仏具の洗浄技術で特許を取得。
このブログでは、信仰への思いや技術について発信しています。