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株式会社メイクリーン 代表上江田のブログです。

メイクリーン社長の上江田です。 私は、仏壇仏具を始め、伝統工芸の保存や補修技術を研究しています。 私の目的は、わが社が開発する技術で、一つでも多くのものを次世代に引き継いでいくことです。
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版築(はんちく)

ドイツの若い建築家が日本建築の版築に
興味を持ち、勉強に来日していることを知りました。

版築とは床下の柱下に砂と粘土を層状に積んで
地震時の地下震動を吸収するそうです。

以前、平安時代に建立された三十三間堂が、地震で
倒壊しないようにしっかりとした免震構造を
持って、地震が起こればお堂が大きく揺れて衝撃を吸収します。

あたかも、三十三間堂が波の上に建っているようです。
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三十三間堂の版築                       大念仏寺の版築

私は大念仏寺本堂の洗浄時に、床下の
柱の版築を思い出しました。
日本の伝統技術に深く、感動しました。

現代の建築にも、この版築技術が束石として
生かされているように感じました。
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基礎地盤には、砂と粘土を層状に積んで
地震時の地下震動を吸収する「版築(はんちく)」を用い、
堂内の屋台骨には、柱間を2本の梁でつなぐ
「二重虹梁(にじゅうこうりょう)」を採用した。

柱や長押、梁には“揺れること”を前提にした
設計が取り入れられ、土壁面積を極力小さくして
「羽目板」形式にするなどの工夫が施されている。

このような耐震構造の建物は、日本では他に類を見ない。
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【 2016/10/15 (Sat) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ueda1944

Author:ueda1944
上江田 政幸(うえだ まさゆき)
㈱メイクリーン代表取締役。
趣味は歴史や寺社参拝、読書。
化学の専門知識を生かし、仏像仏具の洗浄技術で特許を取得。
このブログでは、信仰への思いや技術について発信しています。