株式会社メイクリーン 代表上江田のブログです。

メイクリーン社長の上江田です。 私は、仏壇仏具を始め、伝統工芸の保存や補修技術を研究しています。 私の目的は、わが社が開発する技術で、一つでも多くのものを次世代に引き継いでいくことです。
091234567891011121314151617181920212223242526272829303111

鎌倉時代の仏師

平安時代末期に現れた康慶・運慶の活躍から
鎌倉時代の著名な仏師は慶派の仏師達です。

康慶は、古典彫刻に学んだ力強い作風を制作し
息子の運慶がそれを完成されました。
運慶と並び称される慶派仏師に快慶がいますが
快慶は運慶の作風を見本に、阿弥陀如来立像を
中心に独自の世界を開拓しました。

当時は有名な大仏師の指導のもとに、数多くの弟子(仏師)達が
仏師集団として集まり、仏像を部品毎に分けて作り
それをまとめて仕上げる寄木造りを採用していました。

その結果、仏師集団から多くの仏師達が育ち
鎌倉時代は同じ慶派ながらも個性を発揮できる時代でもありました。

2017年春、奈良国立博物館において
快慶特別展が開催されました。

展示された快慶作の「阿弥陀如来伊立像」は
現在に残る浄土真宗の寺院の宮殿に安置されている
ご本尊と同じお姿をされています。

これは快慶の作風が後世に強く影響されたためと思います。
20170807-1.jpg20170807-2.jpg
スポンサーサイト
【 2017/08/07 (Mon) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
プロフィール

ueda1944

Author:ueda1944
上江田 政幸(うえだ まさゆき)
㈱メイクリーン代表取締役。
趣味は歴史や寺社参拝、読書。
化学の専門知識を生かし、仏像仏具の洗浄技術で特許を取得。
このブログでは、信仰への思いや技術について発信しています。