FC2ブログ

株式会社メイクリーン 代表上江田のブログです。

メイクリーン社長の上江田です。 私は、仏壇仏具を始め、伝統工芸の保存や補修技術を研究しています。 私の目的は、わが社が開発する技術で、一つでも多くのものを次世代に引き継いでいくことです。
1012345678910111213141516171819202122232425262728293012

「彩色修復2」

「15世紀の貴重な聖母像」

ニューヨークタイムズなどが9月7日報じる。
タバコ屋の女性がきついピンクに「修復」をしてしまいました。
あまりの変貌ぶりに、文化財保護に取り組むスペイン団体は怒りをあらわにしている。

他、スペインでは専門家ではない地元住民が修復した、猿のような仕上がりが問題になっています。


image001_20190725151142de0.jpg

    修復前の聖母像         塗装後の聖母像

修復後の聖母像は、昔の木の歴史がなくなり、
漫画の絵のように安っぽい姿に変わってしましました。
サンダーでペンキを剥がすと長年の使い込んだ木肌の味わいがなくなってしまいます。

同様に日本でも傷んだ銅像をペンキ(焼付け塗装)で修復、
塗りつけてしまった場合には、
傷んだ表面を剥がした場合に、本来の銅像の下地までが剥がれ、
銅像本来の味わいがなくなってしまいます。

銅像の下地を大切にしない修復は、2度と本来の銅像には戻れません。

スポンサーサイト



【 2019/07/25 (Thu) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
プロフィール

ueda1944

Author:ueda1944
上江田 政幸(うえだ まさゆき)
㈱メイクリーン代表取締役。
趣味は歴史や寺社参拝、読書。
化学の専門知識を生かし、仏像仏具の洗浄技術で特許を取得。
このブログでは、信仰への思いや技術について発信しています。